SYNCHRONICITY'26(2026.04.12@渋谷ライブハウス各所)

これは渋谷で開催されたライブサーキット。告知はかなり早くからあったが、タイムテーブルが出ていないのでチケット購入は2/25になった。

3月はライブがなかったのでライブの楽しみ方を含めてどうだったかという感じで探り探りなテンションで東京に向かった。当日はよく晴れて危険なほどに暑い。春は通り過ぎて夏になってしまったよう。

10時くらいに東京についていた。ほとんどの会場は13:00スタートだったので、午前は秋葉原で少し買い物。渋谷についていたのは11:30。再開発で変わり果てた西口周辺を見ながら、長崎飯店でチャンポンと焼き餃子を頂く。餃子が大変カリカリモチモチしておりうまい。

その後バンド交換のためにO-nestへ。交換時に熱中症対策のタブレットをもらった。リストバンド交換は12:17くらいに終わっていて、エルスウェアは17:30からO-nestなので、時間がある。せっかくなので別現場を見ておこうと思った。外を歩いていると大変暑い。朝は少し冷えたのでダウンを持って行ったが完全に荷物になってしまった。

タイムテーブルをここで初めて確認しているとヒトリエの文字が。一瞬信じられなかったがあのヒトリエだ。行くしかないと思った。会場のO-eastはすぐ近くにあった。12:35くらいに列に入って12:50くらいに列移動。13:00に開場。場内はざっくりスタンディングで500以上はいけるような横長のハコ。上手にもう一つステージがあり、DJがアンビエントを流し続けている。ステージ上には下手からベーアン、ドラム、ギターアンプの順でまともに並んでいるが、ステージの中央に小さくまとまっているような感覚。ベーアンはよく見えないが縦長で左上にロゴがあるのでampegだろう、ギターアンプはマーシャル。

自分は上手後ろ側の柵が空いていたのでそこによっかかって自由にやろうと思った。民族構成を見ると前にこそ女性が多かったものの、後ろに行くに従い中年男性が増えるような感じ。露骨なボカロ勢は一切いない。DJのノリに適当に合わせるだけで開演時間が近づいて行ったので待っている感じはしなかった。

開演。ヒトリエの現場は初めて。ヒトリエというと勝手にハイスピードチューンな印象を持っていたが、始まってみると気持ちよく乗れるような楽曲が多かった。前方客はかなりのれている。MCもインターネットから来ましたヒトリエですと言うどっかで聞いたセリフがあって汗だくになりながらも進んでいく。3ピースで全力でやっていてベースはずっとノリノリ。ギターボーカルは暴れ気味。シンクロニシティは初めてと言っていた。イケテルの出てみたかったが出れなかった、ニコニコ動画にいたからか?とか。そして最後、聞き覚えのあるフレーズを何回かやって、このシンクロニシティに持ってきたパワー全部くれ!と言って「アンノウン・マザーグース」。さすがに泣いた。

場内は最初4割くらいだったが進んでいくと客足が増えてきている。どうしてだろうと思ったらセカンドステージで準備が進んでいた。この会場内でメインステージとセカンドステージを往復させ、ほぼ休みなく進むような状態になっていた。次のハク。さんが始まるころには会場はいっぱいになっていた。こちらはガールズバンド。ギター、ボーカルギター、ベース、ドラムス。ベーアンampeg、ボーカルギターアンプはVOX、上手のギターアンプは見えない。ハク。さんは終始ノリやすいサウンドで揺らしていたらあっという間。スピーカーはメインステージから出ており、自分の上手側はバスドラが直接くる感じ。ちょっとずつエンジンがかかってのっていた印象がある。ベースがノリノリでパフォーマンスしている一方でギターは控えめ…と思ったら頭を激しく揺らしていた。

次はMONO NO AWAREさん。リハを見る感じポップスに見えるがどうか。ヒトリエさんが言っていたように硬派という印象がよく当てはまる。ベースはウマシカての人と同じ白にピックガードが木目調になっている。キラ☆キラの鹿くんもそうだし白ベースはかっこいいなあと思う。ギターはよく見るテレキャス(黙ってロックをやれって言ってんのと同じ)、上手ギターはレスポール。MONO NO AWAREさんは大変素晴らしかった。最初早口言葉から始まって、リハも踏まえて昭和コミックバンドか?と思っていたが、どんどん平成を通り過ぎて行って、そして最後は今の純ロックになって行ったような感じがある。最後の一曲は感動していた。「東京」という曲の『ふるさとは帰る場所じゃないんだよ…』というコーラスを入れたリフレインフレーズが大変印象的。ボーカルはしめやかにもパッションにも歌い回せてとても表現力豊かで、やはりメインステージを張る人は強いんだなあ、この時点で、ライブ来てよかったわMP回復したとか思っていた。

次の水中スピカさん。ここで出ようと思ったら人がいっぱいで阻まれてしまった(上手側にセカンドステージがあり、人が殺到してしまう)ので致し方なく残る。キーボードボーカルらしき方がヤマハCK61を操り、そのあとギターに持ち変える。下手からギター、5弦ベース、ドラム、ギタボ。いやーすごかった。ギタータッピングでフレーズ刻んどるなあすげなあと漠然と思っていたらベースもやり始めてしまいにはギターもやり始める。ベースガン見だったが5弦のスケールを上下自在に動き回っとる。当たり前やけどうまいなあ。

ここまでで16:50くらい。O-nestに移動。O-nestはO-eastから歩いて1分くらい。外の階段を上ってビルの4階位にあった。入ると会場は広め。ステージは奥行7mx横10くらいあるのでは。フルスタンディングで200入る。左右のスピーカも上等。低域はずしっとこないが出てはいる。ノ上さんは今日はCK88。17時ピッタリくらいにトヨシさんがスタンバイ。いつもの足ドラムを上手にセット。黒ガムテープでバミっておる。そしていつも通りノ上さんが機材を持ち込む。シンバルの前にSM57を、スネアの前に無指向性らしきマイク(バスドラから持ってきてきた)一本。足ドラムにマイクが立つのは珍しい。セトリ紙が見えるくらいの距離だが見ないでおこう。17:19くらいには準備終わり。今日はすでにレベルの高さを感じている。東京でのライブサーキットははじめてだが、皆尖っているもののレベルが高くて楽しめている。

ほぼ定刻17:30で開始。セトリはあいまいだが以下だろうか

  • 温度と一部
  • 素直 <-- 公式のセトリ公開を受けて追記。忘れてしまっていた…
  • キリミ
  • 鬱夢くたしかな食感
  • 少し泣く
  • MC
  • ひかりの国
  • のびやかに地獄へ

「キリミ」の一曲前にもうひとつあったかも。→素直だった。

最初、ノ上さんはなく2人でいきなり「温度と一部」。ガチガチなカッティングで気持ちよく乗れる。1ヶ月空けたけどすぐに埋められたような感覚。PAよりも明らかに音が良くてビビる。PAは都合DJと一緒にやらざるをえなかっただろうが、他の音がなくなるとよくなるんだろうか?ノ上さんが入ってきて「キリミ」だったような。「キリミ」はやや意外だったが、やはりこれもグルーヴがいい。サビ終わり後のセッションパートが楽しみになっている。ノ上さんのパートがいつもと違うというかシンセベースぽい音が聞こえた。それがPAの時に下げ調整されていたのだが、大変絶妙に混ざり合っていた。今回スピーカの目の前で聞いていたが、耳をやることはなかった。やはりエルスウェア紀行は音が大きいのではなく、音数は少なく、的確なグルーヴで楽しませてくれる。

続いて「鬱夢くたしかな食感」と「少し泣く」の連続。視聴回数は多いが、今日ここの公演の音響が大変良かったことは記しておきたい。エレアコのパーカッシブ感が忠実に聞こえ、早いフレージングでも音の粒がしっかりと聞こえてくる。これに加えて足ドラムスネアが裏拍を逆に際立たされるような感覚を覚える。この2つで、トヨシさん1人でかなりのグルーヴを支えている。そこに安納さんのボーカルも乗ってくる。自分の位置でもスピーカの音圧が優勢だったが、声量がありつつもうるさくならない帯域で、優しく、しかしハキハキと歌唱してもらえる。わざと一拍置いたり、ビブラートもいちいち決まっていてライブ感はいつも感じられる。

MC。今日はたくさん曲をやりたいので時間がないのですが話しますと前置きして9月の六本木の話と4/14のライブの話。4/14は残り4枚とのこと。その後足ドラムギターコーラストヨシさん、サポートでノ上さんを消化したら拍手が出た。話題転換して、世の中ままならないことが多いですよね、絶望することも多いですよねと言いつつ、次の曲は絶望的だけども…というくだりとトヨシさんのフレーズで察する。

「ひかりの国」。ノ上さんがいる現地ではひかりの国がある可能性が高い気がする。最後の長回しは短めだったような気がするが、曲終わりにノ上さんがシーケンスを仕掛けるとリバースサンプルが流れる。今年のツアーでのリバースサンプル後のムーンドライバーを強く意識した。

ノ上さんが退場したと思ったら…アコースティックの「のびやか地獄へ」。これがまた良かった。マイストレンジタウンツアーよりも近く、明確な音像で聞くことができたのが理由としてとても大きい。ネットに上がっている音源と比べ音数もアレンジも全然違うけど、微光奏はボーカルと核となるメロだけに集中できるのが良い。そしてボーカルを聞き込むと歌詞が入ってきて、「のびやかに地獄へ」の底抜けに明るいようで悲壮な覚悟を感じて少し涙が出てしまった。しかし、聞いていて思った。一度だけノ上さんが入った演奏を聞いたが、あれは封印なのだろうか?やれる体勢ではあるが。

終わった後はスッと退場。時間はタイトたっだが多くの楽曲を聞けて大変満足であった。その後は渋谷凛にいってWWWに行こうか迷ったが、19:00を回ってほとんど終わっていたので撤退することにした。

振り返ると収穫が多かった。ヒトリエさんはいつか見ていたかったし、他にも尖っていながらも楽しくて強いアーティストにたくさん出会うことができたと思っている。都内のライブサーキットはレベルが高くならざるをえないのかと漠然と思った。

4/14はチケットが取れていたのだが業務都合で行けなくなってしまった。。スーパー登山部さんは見ておきたかったがやむをえない。先のライブに期待していく。

Hello My Friends!! TOUR 2026(2026.02.16-17@京都・磔磔、神戸・月世界)

三井ホール公演から1週間後であることは申し込みの時点で分かっていたが、2日通し券が5500円で出ており気軽に申し込んだ記憶がある。リーズナブルだ。ライブは全てこれくらい気楽であってほしい。

京都(02/16)

当日、まずは京都へ。よく晴れた小春日和と言ってもいい暖かさ。外国人でごった返す京都駅をなんとか抜けて地下鉄烏丸線で四条駅へ。四条駅から東に向かうと現場である磔磔(たくたく)に着く。住宅街の真ん中にあるのでやや気付きずらい。磔磔は年季のある現場のようで公演予定のカレンダーを見るとちょっと知っているバンドがちらほら。

現場に着いたのは11:15くらい。一旦現地を離れて観光を楽しむことにした。東にさらに足を延ばして安井金毘羅宮知恩院、青蓮院を回って晴れた京都を気持ちよく散策。中心部は外国人だらけだが離れれば快適に歩ける。そのあと新京極を介してまた四条へ。駅近くの喫茶店でいったん休憩。

開場時間の10分前の17:20くらいに現地へ。会場前にゆるく20人くらいはいる感じか。入場すると内装からかなり年季を感じる。40年くらい前のアーティストのサイン入り歓迎看板が掲げてあったり。開場は2階建てで、1階がライブスペース、2階が楽屋というか待機スペースとなっているようで、開始前に2階から足音が聞こえてきた。

1組目のE.sceneさん、これが大変すばらしかった。ボーカルドラムベースの3パートのシンプルなR&Bバンドと言ってしまうとそれまでだが、これが良い。ドラムとベースはシンプルなフレーズのリフレインなんだが目の前で刻んでもらって十分乗れる。ベースがテクい。楽曲でエフェクター変えつつ、それでも目立ちすぎない範囲でグルーヴを出す。そしてボーカル。低めでありながらも比較的高域で自由にジャジーに歌い回す。バンドって3ピースで十分なんだなあと感じてしまう。初めてで曲目は一切わからなかったが気持ちよく揺れていたらあっという間に終わってしまった。

E.sceneさんは30~40分くらいで終わり。初っ端から興奮収まらない中で反芻していると、前でトヨシさんがセットアップし始める。いつもの足ドラム。下手にCK88。間違いなくノ上さん。ノ上さんは安納さんギターのチューニングをしていた。E.sceneさんで今年の最大に近いんやけどこれを超えられんのかという不安が強かった。

開始。時間を見てなかったが40分程度だったと思う。セトリもどこかで公開されているだろうが、以下の流れ。

  • 少し泣く
  • キリミ
  • MC
  • 素直
  • 無添加
  • MC
  • のびやかに地獄へ
  • ひかりの国

まず「のびやかに地獄へ」がやばかったと思った。イントロのベースは全てノ上さんがやってから少しずつトヨシさんのアコギとドラムが入ってくる。ツアーのアレンジと全く違うものを見せられて思わず頭を抱える。同じ3人編成でありながら前のバンドと音像が全然違うのも面白く、それに驚いていたら終わってしまったような感覚すらある。思い出せる範囲で書いてみる。

「少し泣く」の冒頭はCK88だからかややピアノ感があった気がする(Nodesを使った場合はギラギラしたRhodes感が出ていた気が)。キリミでのイントロの刻み、1週間前とは違ってやや控えめな感じがした。今日は足ドラムに向けたマイクは少なく見え、スピーカよりも直接音を聞き取る感じだった。MC。エルスウェア紀行をラファエルのりゆきと呼ばれていました…今はエルスウェアキコになっています、という定番ノリから、京都は初めてです、2020年に呼ばれてましたが…コロナであえなく中止というのは新情報。

「素直」やりますと言ってスッと始まった。「素直」のイントロの足ドラムパターンが好きなんだよなあ、すぐにノリ始められる。「無添加」に繋ぐコンボもなんだか懐かしい。もう一度MC。とりとめもなく、微光奏のこと、遠景奏のこと、三井ホールでのライブのこと、メジャーデビューしたこと、そしてデビュー初ライブがここ京都になっていることを説明してもらってそういえばそうだと思っていると、次の曲ののびやかに地獄へのことについて言葉をいただく。まず地獄はメジャーのことではありませんと改めて断りがありつつ、今の世の中は何となく地獄に向かっているように見えて、どうせ地獄ならばスキップして向かおうと言っていた。

今日のハイライトはやはり「のびやかに地獄へ」だろう。最後、「ひかりの国」がそのまま入ってきて、最後の長回しも含めて堪能したのち、終了。一旦拍手を受けてステージを下りた後、もう一回撤去のためにステージに上がるのがいつも見ているが面白い(バンド界隈では当然なのかもしれないが)。

3組目のえんぷていさん。こちらは現代のロック・ポップスなのだろうかという印象が残った。ドラム・ベース・ボーカルギター・キーボード・ギターというフルバンド編成。印象に残ったのはブルージーな落ち着いた曲。目の前にツインリバーブを通したギターがあって聴き馴染んだいい音を聴かせてくれた。

20:30くらいに今日は終わっただろうか。繰り返すが今日はE.sceneさんの衝撃がでかい。シンプルな構成でも、ジャンル的に似通った曲が連続しても、ノリやすさは別のところで決まってくる。終電が見えつつあったので会場を後にし、四条から地下鉄で京都を介して、八条口で天下一品を食べてから、新幹線で新神戸へ。

神戸(02/17)

新開地にあるかどやという宿で一泊。ラジオ(ミッジャイ)を聞いていたので午前3時まで起きていて、翌朝はゆっくりと三宮へ。新開地からは阪急(or地下鉄)10分程度なので気軽。三宮から一旦現地に向かう。生田神社のある北に向かって東門街を行くと現場の月世界(げっせかい)に着く。外見からして大変渋いが、同時に年季から来る風格が感じられる。

東門街を歩きながら昼を探すが見つからず。抜けた先にあるにしむら珈琲店をチョイス。これがまた大変落ち着いた珈琲屋で大変好感が持てる。遠征でちょっと擦れてきていたが神戸の街並みに力をもらっているような感覚を覚える。三宮商店街で時間を潰し、16:45くらいに再度現地。見た感じエントランス潜ったらすぐに会場らしく、商店街の一角に人が集まる感じ。月世界の看板は風格があってやはり目立つ。まだ案内が一切ないので店の前で待ち、皆思い思いにカメラを向けていた。

17時を少し回ったところで入場。場内は典型的なクラブ(キャバレー)としか形容できないステージ。そしてステージ中央には電飾で「月世界」とあり、できすぎてて笑ってしまう。会場内のソファに各演者の楽器が置いてあり異様。場内も典型的なディスコのインストを流しており強引だがムーディ。今回は入場してすぐにヤマハの生ピアノ(GP?)が見えたので下手に入った。ステージを埋めつくすレベルではないが、昨日と同じく50人程度はいたのではないかと想像。

初手はえんぷていさんのようだ、そういえば順番をどう決めているのか気になる。えんぷていさんは17:30ちょっと過ぎから開始し18:10まで。40分くらいか。昨日よりもノリがわかっているからかやりやすい。また生ピアノが大変ありがたい。やはり電子ピアノとは違った印象がある。ほぼ生音だし。マイクを響板に突っ込んでアンプに回していたので迫力あった。

E.sceneさんまでで19:00。やはりすごい。ベースフレーズはシンプルだけどとってもノリやすい。ドラムもシンプル目だろうがなんだろう、マッシュアップというかサビに向かって上手くノせられたような感覚がある。ボーカルも前に出てくるというよりはグルーヴに溶けるようになってくるととても気持ちが良い。音楽は頭に入ってこないけどただただ気持ちよくのれるようになる。

最後のエルスウェア紀行。生ピアノをノ上さんも使うことを期待していたら使っていた。19:17くらいに開始、20:00に終わり。セトリは、

  • 少し泣く
  • さよならに
  • MC
  • 素直
  • あなたを踊らせたい
  • MC
  • のびやかに地獄へ
  • ひかりの国
  • アンコール
  • 冷凍ビジョン

貫禄があったというのが素直な感想。持ち歌の多さとインプロによる表現の広さを持って存分に力を感じることができる公演だった。インプロは多すぎて指摘できないのだが「素直」のAパートの歌詞の合間のアコギが自由にやっているが見えて毎回楽しくなる。E.sceneさんとの比較になるが、こちらもグルーヴはあるが、少しずつ盛り上がっていくというよりはキメがバチっと入って楽しくなってくるような感じがある。とくに「ひかりの国」の長回しでセッションパートから最後のアウトロに繋がるポイント。あそこは今まで一回も外したことがない気がする。

「あなたを踊らせたい」はこの会場に最大限合っていた。合いすぎていてまるでPVのように見えた。大きすぎないステージの真ん中で、古着屋で買った派手目のジャケットを着て「月世界」の電飾の下で立って歌うのはあまりにもできすぎている。アンコールの「冷凍ビジョン」は(アンコールではやったことあまりありませんがという前置きがあったが)流石に驚いた。今日の「のびやかに地獄へ」は以前のアコギイントロバージョンだった。安納さんは前の小ステージに出てきて歌唱。この辺りでかなり足ドラムのノリ方を思い出していて縦ノリしているだけで終わってしまったような印象すらある。

今日は大変珍しいことに生ピアノを使っていたので音は全く違う印象があった。生ピアノは電子ピアノにあるような目立つ要素(コンプをかけたような強いアタック感)が少なく柔らかい。とくに中域以下はアンビエントとして動いていた印象がある。(えんぷていさんはマイクを通していたが、エルスウェア紀行はマイクなしだった。このあたりも影響しているはず)ただ、ひかりの国における高域は流石にピンポイントに目立ち、これが聞きたかったんだよと思わず頷く。

終わった後はのんびりと新開地の居酒屋で鉄板料理を堪能。久々に遠征をのんびりと楽しんでいる気がする。次のライブは見えている範囲で4月だが、3月にも何かありそうと勝手に思っている。情報を待つ。

エルスウェア紀行 tour "strange town" 2025-2026 東京公演(2026.02.07@日本橋三井ホール)

ツアー千秋楽公演。昨年の恵比寿公演が遠い昔に感じる。と同時にあっという間の千秋楽のような感じもある。

チケットは公演の週には残りわずかとなり、開催当日の昼前に完売となった(公演中、前日夜に完売していたとMCしていた)。着席だが400人くらいは入ったのかなあと想像。当日、午前に東京入り。東京駅の八重洲口から北に向かい、日本橋を越えて三越を見る。東京駅から徒歩10分強で現地に着いた。現地はCOREDO室町1というビルの4階にある。向かいに三越があることからも大変おしゃれ。現地の入り口もおしゃれ。

一旦現地から離れて、銀座線に乗って末広町からいつもの場所で落ち着く。秋葉原周辺を歩いていると雪がちらつき始めていた。昼を超えたあたりで雪が強くなり始めた。予報にもあったが寒波が大変強いからか風が冷たく、東京は寒い。

公演に期待すること…それは「のびやかに地獄へ」のフルバンドである。この曲の「地獄」が何を指すのかは分からない。これからの商業展開を指しているのかなあと自分の世界から推測しているが、エルスウェア紀行としてのヒントがないので確信が持てない。他にはやっぱり「ムーンドライバー」のフルバンド。こっちはまだ昨年の渋谷クラブクアトロでしか喰らっていない。

16:30くらいに再び三越前。会場前に戻るとゆるく人が集まっておる。16:50くらいには社員通用口(ファンクラブ先行)の列ができており入場。男女比は8:2くらいだろう。ファンクラブは特に男多し。ドリンク600を交換してエスカレーターでさらに上へ。三越を見下ろすいいロケーション。

その後すぐに会場に入る…がデカい!ステージセットもとんでもなくデカい!着席だけど席を密に配置してあるので500人くらいはいるはず。29人(これがファンクラブのほとんど全てだろう)が後ろよりの上がった席に案内され、会場に驚いていると安納さんとトヨシさんが出てきて、軽く挨拶。トヨシさんは2,3分前までリハやってましたとイヤモニをつけつつも挨拶。安納さんは週報ラジオ更新が止まっていてすいませんとか、皆さんのホームですので見守って?いてくださいとか。そして新しいジャケ写を一人一人配布して一回退出。ロビーで待機。

17:15をちょっと回ったところで開場。自分の近くの行(J)にファンクラブ民がすぐ座ったので固めておいてあるらしい。ステージは下手からギター、ピアノ(CK88)、アコギ、ドラム、トヨシさんのアコギ、ベース(白のヤマハBBだろう)。ステージの小道具は昨年のクラブクアトロで見たのと同じルームランプ。窓枠の銀色フレームが2つ宙に浮き、背景はレースを割いたような感じで鍾乳洞のように見える。

席は横に36(12,12,12)、前側に13行。傾斜がついた後ろ側は見えずらいが前の3/4は席があるだろう。すると700はいることになる。クアトロよりもいる。ハローマイフレンズやlast train, homeとか聞いていたら鍵盤が前後にあることに気づく。もしかしてノ上さん?

定刻18:00をわずかにすぎたところで開演、20:30くらいに終演。2時間半近く密にやっていただいたが、体感時間はとても早かった。セットリストは公演後間もなく公開されていた。それを見ながら振り返ってみる。

最初は2人編成で始まった。「温度と一部」、「さよならに」が繰り出された後に、ノ上さんが入ってきて思わずビビる(ツアーMCで十分に気付けた人もいただろうが、自分は鈍かった)。CK88はノ上さんだったのだ…。「キリミ」をやってからMC。そこで、ノ上さんのとの始まりを初めて聞いた。一年前にライブやった後に(例の大阪だ)、ひかりの国を弾いた動画をノ上さんが送ったらしい。それが素晴らしかったとのことで一緒にやってみましょうということになったとのこと。ノ上さんとトヨシさんは理系ということで2人とも2進数の話し始めるんですと言って笑う。

その上で「ひかりの国」をやるので、当然ノ上さんに注目することになる。最後の長回しを含めてトヨシさんと顔を見合わせながらセッションする姿を見て、不眠旅行に出会い、解散告知し、ミナミのフェスがあってめぐるましく状況が変わっていった2025年を思い出した。

「ひかりの国」の後でいったん全員捌けて、CK88や足ドラムをスタッフが撤去する中、ツアーで使っていた出囃子が流れる。直前のMCで『終わりから始まる世界があります…』と言っていたので、次の曲は再生、即ち「ムーンドライバー」が来ることが自然に読み取れた。そしてフルメンバー登場後、「ムーンドライバー」。ドアタマのエレクトリックピアノから完全再現の音が流れるだけで嬉しくなってしまう。一方で微光奏との音像の違いに驚き、それぞれのパートがどこに置かれているかを観察し始めていた。前方の左右スピーカーからボーカルやバックは鳴っているが、それ以上に各楽器のアンプから出てくる音も聞こえるので、音像が単純に広い。

例のごとく「ムーンドライバー」を通り過ぎると記憶が曖昧になる…。今回は比較的冷静に見れていたと思うので、印象に残った曲を残すことにする。

続く「少し泣く」や「鬱夢くたしかな食感」をフルバンドでやると迫力がある。エレキギターの音がいつもは存在しないのでそちらの演奏やアドリブにどうしても耳が持っていかれるが楽しい。少し長めのMCをはさんでから、「素直」と「無添加」のコンボ。このあたり、1年前とは曲を作るにあたって考えていることが違うなあとしみじみと実感する。「マイ・ストレンジ・タウン」はかなりのアレンジが入った。イントロからしてもわからない。ボサノバと言えばいいのかわからないがおしゃれな印象に変わっていた。

「天国暮らし」、「ひかりの位相」、「問題のない朝」と落ち着いた曲が連続する。「天国暮らし」では千ヶ崎さんのサイレントベースを堪能。「問題のない朝」の『happy sad happy sad 今振り返るのはこの歌ね…』の一節がとても好きで会場でも噛みしめていた。

「天才は今度」はドラムが高速なので察しがついた。何気にフルバンドで聞くのは初めてだったかも?その後でトヨシさんのドラムが壊れてしまい時間が空く。そこをフォローすように安納さんが『やってしまいますか』と言って『盛り上がってるかーい』と珍しくもコール。観客にあおられてもう一度やった。ツアーの大阪でやっていたらしいが、自分は初めて。それを受けて「あなたを躍らせたい」が入る。こういうセクションが挟めるのはありがたい強味。

トヨシさんのドラムソロがあって会場が温まる。バスドラでリズムキープしながらシンバルを追加していき、最後は変拍子で超絶技巧の王道のパフォーマンス。その後の「まなざしはブルー」と「冷凍ビジョン」が入ってくる。この2曲はこのライブで大変印象が化けた記憶がある。「まなざしはブルー」は安納さんがアコギをストロークしながら歌いまわし、ベースはスローだけども堅調にリズムを刻んでいるところを見れて熱さを感じる。「冷凍ビジョン」はこれまで微光奏でたくさん聞いてきたけど改めてフルバンドにすると強度があると思わずには居られない。

終盤。「とわの祭り」ち「温度と一部」で締める。「温度と一部」もフルバンドが大変すばらしい。まだこれから微光奏にて聞ける機会があるといいと思う。

アンコール後、「ベッドサイドリップ」の後に、TOY'S FACTORYから1stメジャーシングル「のびやかに地獄へ」が出ますと告知。これは名実ともにメジャーデビューということになるだろう。そして9/13に夢幻飛行2026やりますと告知。それを受けてトヨシさん何か言いたいことありますか、と振ったところ、『メジャーデビューしますが、これまでとは大きく変わりません。ずっと変わり続けていますので』と言い、『ついてこい!』と煽って沸く。安納さん曰く8年ぶり2回目のトヨシさんとのこと。今日は煽りが多い。「のびやかに地獄へ」の地獄は商業のことではありませんと明確に否定してもらった。しかし、自分の中ではツアー中からずっと商業のことだろうという感触があって、その気持ちは大きくなりつつある。『いい人が悪いことをするし、悪い人が良いこともするのを見てきた。どうせ地獄に行くならスキップしながら行きたい』というのを述べていた。TOY'S FACTORYからのリリースとあるがこれが1stで好き勝手やらしてもらっていますとのこと。

今回公演のMCは大変暗いのだが、同時に暗いワードを軽く言ってしまうので底抜けのない明るさがある。どこかで、『絶望したときに静かなものや大きなもの、宇宙や星などを考える』という言及があり、どうして後ろ向きなのかとも思ってしまうがそれがこのバンドのテーマなんだなあと感じられる。また自らを『臆病だけど頑固』と言及していて、この内向的側面が助かるなあと思ってしまう。。

最後は待望の「のびやかに地獄へ」。フルバンドでも鳴らし切れないシンセの音があった。聞いていて、これはポップスだなと一瞬思った。メロが聞きやすいから?コード進行が聞きなじんでいるからか?メジャーリリースしているからか?理由はわからないが、アレンジがとても整っているのは確実。

「のびやかに地獄へ」で終演。最後、下手袖からノ上さんを呼んで6人で礼をして捌けていった。会場から出る前に前に出て機材を念入りに見た。ギターアンプはorange、ベーアンはangular、鍵盤はCPと上にHAMMOND。ドラムはヤマハで、トヨシさんの私物。

まとめる。微光奏の音響が大変素晴らしかったことはまず言いたい。アコギが刻まれていながらジャキジャキとした金属感がなく心地よかった感じ、ピアノも他の帯域を邪魔せず適切に、タイトにメロを刻んでいたところ、またボーカルが上から降ってくるような音響になっていた。微光奏における安納さんのボーカルはいつもよりも表現力が幅広く感じられ、フルパワーでやるという意気を感じられた。それでいて全然うるさくない。

遠景奏は音響が何もかも違う。音数の多さに加えて、音像が段違いに広いというか遠くに音を飛ばすような印象があった。ドラムに注目すると、スネアもハットも鋭いというよりは高域まで音を伸ばして届ける、バックで鳴らす、という意図を感じた。いずれにしても席がドセンにあったので大変良かったと思う。スイートスポットを選んでもらった感じすらある。千ヶ崎さんは今回はバックに徹していたと思う。ただし、どこかでプリングを的確に入れているところがあって流石に感動した。ギターのkurosawaさんも今回は暴れ控えめな感じ。一方キーボードのsugarbeansさんが前半暴れているというか外していないのだがノリノリだった。

次は京都・神戸のコンボになりそう。再び微光奏に戻っていく。ようやく演奏中でも落ち着いて見れるようになってきた感触があるのでここからが重要に思えてきている。

エルスウェア紀行 tour "strange town" 2025-2026 栃木公演(2026.01.16@Cafe ink Blue)

2026年一発目のライブは栃木。折角のホーム開催なので、何か聖地があるかもと期待しつつ、金曜日に宇都宮入り。駅前の宇都宮餃子館西口駅前中央店でひとまず餃子。無難にうまい。PVの撮影地を探していたが確たるものが見つからず、致し方なく土曜日は適宜宇都宮観光とすることにきめた。

2025年末あたりに「ベッドサイドリップ」が気になっており、アルバムを求めていた。amazonで在庫なしだったがダメもとで発注したら年明けに届いた。改めて聞いてみると、またアレンジが違う。YouTubeにあるのもまた違うので、少なくとも3種あることになる。ラジオ(ミッジャイ)でネガティブな理由ではなく作り直しますと言っていたのでどこかの採録を待つ。

翌日はゆっくりと起きてまずは二荒山神社へ。街中にいきなり鳥居が出てくるので驚く。また境内に入ると長めの階段もあり、街から一気に神社に入った感触を受ける。まだ年明けからまもないので人多め。おみくじやお守りを求める人も多い。対して建屋は小さめなのが印象的。神社を降りたら八幡山公園へ向かった。途中蒲生神社というのもあり気になって入ってみたら人を祀った神社とのこと。勉学の神様ということでなんとなくうろついていたが、当日は共通一次の試験日だった。公園に着くとほぼ丘の上で街が一望できた。どこかのPVで見た景色に思える。真っ直ぐに宇都宮タワー行って登ってみるとこれまたいい景色。遠くは霞んでいるが、関東平野北部をほとんど見ることができたと思う。

そこまででちょうど昼になった。街に戻って県庁舎を通り過ぎて香蘭という餃子屋に入ったがこれが絶品。肉感が適度にあり、焼き加減も絶妙で食べやすく、焼水揚の全てが美味しい。お土産に持ち帰りたくなる味を見つけて、これが遠征の醍醐味だよなあとかみしめる。

まだ早いが現地に行った。オリオン通り商店街の中にあるステージに隣接した、小綺麗なカフェ。店内を少し覗くと奥行きはあるが狭いことがわかった。ここでライブやれるのだろうか?と少し不安になる。

その後はゆっくりしようと思って温泉を目指す。最近できたライトレール(地元小学生はLRTと言っていた)に乗って東に向かいベルさくらの湯へ。ライトレールは高低差がありながらも快適で路面電車の枠を超えて発達していた。乗客も多めで儲かっているというのは嘘ではないだろう。

16:50に宇都宮駅。急ぎめでホテルに荷物を置き、歩きで現場へ。17:10くらいに到着。まだ列整理もしていないようで店の前に溜まっている感じ。店内からはリハの音。

店の前で整列。会場がフラットなので女性の方を優先して通しますとアナウンスあり。17:35くらいに開場。入ってすぐにドリンク交換。

2階にのぼると10mx20mくらいの幅の空きスペースといった感じ。後列は7イス、前方は10イス、それが9列あるのではないかと100は入ってないだろう。機材は左右にヤマハの小規模ライブ用スピーカ。楽器配置は今までと同じで、下手からnord pidno4、安納さんのアコギ、トヨシさんのアコギ、フルドラムセット。会場内は銀河鉄道999とか風になりたいとか懐かしめのJPOP。前方4列は女性のみになっている。そのため男女比が読みやすい。7:3から6:4くらいか。たぶん幻覚だろうが、前方にこまつかおりさんがいたような…。

18:00くらいにノ上さんが出てきて下に降りて行った。開演時間を過ぎているが人はまだ入ってくる。ソルドアウトとするとまだ5人くらいが残っていて遅れそう。ぴあチケット列とは別に20人弱のクラスタがあった。全員顔見知りのようで、地元だし、知人枠だろうか?18:13にノ上さんが前に戻ってきた。

18:18くらいに開始。20:18くらいまでやっており、2時間だったので有意に長かったと思う。今までにないくらい終始ほだれた、ゆるい雰囲気で進んでいたのが印象的だった。とくにMC。一貫して、言いたいことがあるのに、言っちゃいそうでえないという感じのやり取りが続いた。でも2/7の日本橋で何か言いますということ、日本橋公演では微光奏を発展した形でやりますというのは伝わった。

この現場は5年ぶりらしい(ヒナタとアシュリー時代は12回ほどやっていたとのこと。PAはなんと自前でトヨシさんが前でEQ調整していた)。凱旋ぽくないとは言っていたけど、この言えない感じが大きくなった印象を受けて、凱旋に見える。会場内は、6割強は栃木県の人だった(途中で挙手があった)。また安納さんのゴスペル関係の方々がいらっしゃったようで、チケット以外の列に並んでいたのはその人たちだったかと納得。

今回は全く無理しないで後ろに行った。途中のMCであったように、音響がまた特徴的だった。ライブハウスと違って後方からんの跳ね返りがない。これは会場後方がガラス張りになっており、音がそこを透過するからである。これが影響したのかリバーブ(とくにボーカル)がスッと早く減衰するような印象を受けた。

全体的にはこれまでの会場とセトリは同じ。ただ途中「beautiful day」があった。これは今までなかったはずだ。一曲目も今までになかったかもだが思い出せない!思いだすのは「ベッドサイドリップ」の出だしのボーカルソロで一回やり直しがあったこと。それくらい緩めの雰囲気で堪能できた感じがある。周囲の方も関係者のようで、「あなたを躍らせたい」などでいつもの現地とは違った反応を見せてくれるのがかえって新鮮だった。関係者の方がヒナタとアシュリー時代から知っているはずなので当然古参である。

一番良かったのは「まなざしはブルー」だろう。途中のセッション感も、驚けるようなアドリブも要所要所であって素晴らしかったと思う。そのあとにトヨシさんドラムソロ。この狭めのハコでは直接音がうるさいかもと思っていたが、そんなことはなく、歯切れ良いフレーズを体感できた。

「鬱夢くたしかな食感」や「少し泣く」があるというのはやはり強いなあと思ってしまう。セットリストに隙ができずらい。またのびやかに地獄へ。年を跨いでもとんでもない。今はトヨシさんのギターフレーズで気持ちよくなっているだけだが、音数が増えてフルコーラスになった時、いったいどうなってしまうのかが気になる。

最後は「ひとときのさよなら」。タイトなノ上さんの演奏を見ながら、今回のツアーはノ上さんがいたことで見えた景色が多かったなあと改めて思う。ノ上さんの今後はわからないが、ここまでツアーを通して明確なサポートしてもらえて良かったと思う。

終わったあとは居酒屋へ。21:40くらいに現地に戻って写真を撮ろうかなと思ったらちょうど機材を積み込んでいるところに出くわしてしまった。やる側も大変だと身に染みた。特に今回は自前PAだったし。

残すところ2/7の日本橋公演となった。今はフルコーラスの「のびやかに地獄へ」が大変楽しみである。歌詞は全然解釈できないがフレーズ・リズムパターンは自分の好きなものであるのは間違いない。

CLUB UPSET×JAIL HOUSE presents Aplire(2024.04.18@CLUB UPSET)

2026年もイベントが多くなりそうな予感がある。初めてのエルスウェア紀行の現場のメモを今のうちに記録しておく。

エルスウェア紀行は、H.J.Freaksさんが「ムーンドライバー」をやっているところから興味を持った。他の曲を聞いてみると、なるほど公式の言うとおり現代のニューミュージックっぽい。ボーカルはそこそこに思えた(ブレスがやたら目立つ)が現地でどうか、と言うところ。このイベントでは4つのバンドが出てきていた。名古屋に来るとのことで、木曜だったが早めに退勤して向かった。

現地は東山線池下駅近くのCLUB UPSET。16:00過ぎには名古屋。意外に早く着いてしまったため、駅できしめんをゆっくり食してから、東山線で池下に向かう。

池下駅着。バスターミナルに連結しており大きい。現地は徒歩5分くらいで着いた。かなり立地がいい。まだ列形成してないようだったので、一旦離れる。18:00に行こうと思っていたら目の前にコメダがあったので入る。とても落ち着いた店内。

前売券で6番だが、全然無理しようとは思わなかった。会場時間回ったらゆっくり行くつもりでいた。18:00、コメダを出る。まだ日は落ちておらず、現地は見やすい。

現地に入る。多分10人も入ってない。しかも半分以上は別バンド目当ての女性か?会場内は落ち着いておる。ハコは小さめ。スタンディングで100入れたらいっぱいになるくらいか。比率としてステージがでかい。ステージ客で半々くらい。各バンドの物販もあった。エルスウェアはほとんど完売していたので、一旦スルー。

会場内に背の高い円卓があり(写真右下)、酒を飲みながらのんびりするひと、後ろで座っているひと、なぜか左端(入り口から奥に入ったとこ)で待っているひとなどなど。ドリンクは奥側にある。

18:30開始。会場内は20人いたかどうか怪しい。最初にエルスウェア紀行が出てきて19:01くらいまで。写真に映っているアコギで演奏していた。アコギ2人の編成で、客席側から左がVoGt(ヒナタミユさん)、右がDrGt(トヨシさん)。メドレー形式で曲を繋ぎ、多くの曲をやってもらった。分からないのは数曲くらいか?

アコギだったが、ペダルだけのドラムでリズムを取ってもらえるので大変乗りやすかった。音数は少ないが確かに盛り上がれる感じ、大変よろしい。ボーカルは想像(動画)以上だった。現地で聞くと芯があるしよく通る(リバーブが適切かつミキサーがいい仕事していたかも)。youtubeはローカットしてたんじゃないかと。周りに人が少ないのでいいだけ縦乗りさせてもらった。なんか恥ずかしくてヒナタミユさんを直視できず、ノッてるふりしてごまかしながら楽しんだ。接近感あった。

終わって左側で立ってると出演者がきて物販。出演者を後ろに、のんびりして次の方を待った。アイドル現場での反省から、アーティストとは距離を置きたいと思っていた。そのため話さないが聞き耳は立てておいた。おじさんと話していた。女性ボーカルはそうなるよなあ。

2バンド目終わり、これまたまとまったバンド。レベル高え。ベースガン見してた。オクターブフレーズが滑らかに出まくってたのがカッケェ。3つ目もレベル高い。プログレ寄りという表現が正しいか怪しい。3番目が終わった後で、時計を見ると20:30。終電が怪しいので会場を後にした。街は飲み会ムード。

CLUB UPSETのハコは適度に狭く、好感が持てた。熱烈なファンは少なく、落ち着いており、前に張り付いている人も少なかった。この雰囲気が好きだ。これがコロナ前に自分が行きたいと思っていた環境であることを噛み締めながら帰った。

ベーシストについて。個人的には2番目のベースが良かった。リズムキープはよくできており、コーラスもはっきり言う。仕事ができていた印象。3番目のベースは5弦で、要所でlowBが生えてた。うーん5弦もええかも分からんなあ。もう2年続けられたら買ってみようか。

最後まで見れなかったが、総じて(エルスウェアも含め)有名になっていないだけのプロが集まっていた。大トリは強いことが多いので、見切った感じがあるが。見た中では知っている曲が多いのもあってエルスウェアが優勝。別のイベントに行きたい。5/19に渋谷WWWでやるとのことだが、悩みどころ。

エルスウェア紀行 tour "strange town" 2025-2026 名古屋公演(2025.12.06@K.Dハポン-空き地-)

エルスウェア紀行の名古屋公演。名古屋と言っても、現場は鶴舞のあたり。前日には大阪公演もあったのだが、金曜日で都合がつけられず。鶴舞は行ったことがなかった。駅を出ると鶴舞公園がすぐにある。ポケGOをやっている方々を横目に、休憩できるところを探した。

現地に近づいたところに新潟というとても渋い喫茶店があったので入店。店内はわざとだとは思うが昭和歌謡。まるでセットのような店内でゆっくりする。ふとエルスウェア紀行を聞いてみると、とても雰囲気が合う。日暮れが早くなって暗め、しかし暖かめなムードの店内にとってもあっている。「マイ・ストレンジ・タウン」を聞いていてジャジーだなと不意に思う。

17:30に喫茶を出る。外はすでに暗い。おまけに当日は寒かった。17:40には現地に着いた。電車の高架下という感じ。多少待っている人はいるが閑散としている。まだ並ぶのは躊躇われたので鶴舞駅あたりを散歩。17:50くらいに現地に並び直す。2,30人くらいが待機。キャパはあっても100だろうと想像。入り口前で7人くらい固まっとるがクラスタあったっけなと考える(前のSunset BLUEでもクラスタを見たなあ、名古屋近辺にコミュニティがある?)。

入場。場内はかなり狭い。前方に15席くらいがあって、2階にも20-30席くらいか。全体でも50くらいのキャパだったろう。高架下で電車の通過音が聞こえるのは大阪ELEVATYと同じ。そして前の席は演者との接近具合がとても強い。たぶん1mもなくて手を伸ばせば触れてしまう。上手から、手ドラム、足ドラム、アコギ、鍵盤。今日のnordのイスは座高高め。

定刻18:30くらいには開始。メンバーが入口から入ってきた。20:20には終演。セトリは大体の部分は同じだったと思う(たしか、「冷凍ビジョン」は恵比寿でなかったような?)。

今回一番印象的だったのはトヨシさんのドラム。この現場ではドラムセットにマイクを向けておらず、生音を聞くことができた。すぐ目の前のいい位置にいたので、とくに途中の手ドラムで最高の生音を体感できた。マイクを通さない本当のドラムの音は極めて引き締まっていて全くうるさくない。スネアとタムに布がかぶせてあってそれでややLPFはかかるものの、減衰が早くて締まった音になっている。そしてすぐ後にあった「まなざしはブルー」だったか、コーラスが徹底的に多くて(増えていて)全く聞いたことのないものになっていた。とても良い。トヨシさんのドラムソロも間近で見れた。リムショットを小ギザミに入れてセルフエコーを出していたのが今まで聞いたことなかった。ドラムをよくよく見ると音源で聞こえない範囲の演奏もたくさんやっていることが目に見えた。とくにハットの弱打は音源で聞こえてないが、今日明らかに打っているのを見た。要は、今まで聞いたことのない音が聞こえた。

思い出せる範囲で書いてみようか。出囃子の後、「マイ・ストレンジ・タウン」から入った。気象予報のラジオ音声の後に(恵比寿でもあった。固有演出だろう)「ムーンドライバー」。今日の「ムーンドライバー」は静寂感が強く出ていたが、同時にグルーブ感はそのまま。もう一曲あってMC。

MCで、ベースの茅ヶ崎さんがK.Dハポンでやるのを推奨していたと言っていた。確かにとんでもなく雰囲気が合う。電車が通り過ぎるのもタイミングがいつも良くていちいち感動してしまうし、謎の場所でやっているのも、安野さんが触れていたようにマッチしている。壁が打ちっぱなしのコンクリートだったり、木の柱があったり、2階があったり、演者と客の距離が近かったり、都会でありながら周囲に急に何もないところだったり(鶴舞公園以外ほとんど何もないところ)。トヨシさんの要塞っぷりにも触れていた。初出はラジオだがMCで要塞と言われると違和感がない。

ノ上さんが入ってくるが、人で埋まっており動きづらそう。そして「ひかりの国」、「鬱夢くたしかな食感」、「少し泣く」のコンボ(だったような)。やっぱノリがいいと楽しくなる。「鬱夢くたしかな食感」では立って歌唱していた。次のセクションは素直、無添加、もう一曲何かだったような。ここら辺はすでに曖昧で思い出せない。「キリミ」、「冷凍ビジョン」などの後にMCがあってトヨシさんが手ドラムに移行し「まなざしはブルー」(だったような)。「あなたを踊らせたい」もクラップがかなりこなれてきた感じがある。もちろんそこは立って歌唱していた。

そこに前後してトヨシさんドラムソロがあったような。。眼前で技巧を見せてもらえるのはありがたいし、タップも8分で刻んでいることがわかったのでこれからはしっかりやろうと思う。

終盤のMCで、再度自分たちがやっている音楽とは何かを話すところがあった。恵比寿よりは簡潔に切り上げていたが、そのあと「とわの祭り」を歌う前に、音楽は残りますので、という言葉を聞いて、もしかしてこれは終わりに向かっているのか?「のびやかに地獄へ」の地獄は何を指している?と思い込んでしまう。「とわの祭り」も『僕らの旅は終わりの日』と言っているので、何か終わりを予期してしまう。今年の6月あたりまでは長くやっていきますのでと言っていたが、それは一体どうなるんだろうと思ってしまった。

アンコールは会場が狭すぎて捌けることができずすぐに始まった。まずは「のびやかに地獄へ」。これは楽しまなければならない。なるべくアップテンポで楽しんで地獄に向かわなければならないと思っている。早くフルバンドで絶望させてほしいとも思う。最後は「ひとときのさよなら」。これも恵比寿で感じたが軽やかにやっていたと思う。でもこれで締まるんだよな。

捌けていって終了。これで年内のエルスウェアは終わりかなと思っている。わずか一年出来る限り追ってみたが、色々なことがあったと総括できる。2月はまだ不眠旅行もバリバリ動いていたし、とわの祭りは姿形すらなかった。次の栃木は個人的にエルスウェア紀行を理解するうえで最重要な現場と思っているため、しっかりと観察したい。

エルスウェア紀行 tour "strange town" 2025-2026 恵比寿公演(2025.11.22@TimeOut Café & Diner)

エルスウェア紀行のツアー、初回公演は恵比寿。当日は3連休の初日で、東京に向かう路線は混雑していた。久々の休日の東京ということで色々見に行こうと思ってまずは神保町。古本屋をチラチラ見てから、秋葉原を巡回する。外は晴れているがやや風が寒く、冬の格好をしている方も多い。神田明神を見ながら、コロナ前とほぼ同じ動き方をしていることを思い出す。16:00くらいになったのを見て現地へ向かう。

16:40くらいには恵比寿。久々の恵比寿。安定をとってえびす飯店に行こうとしたら仕込み中で行けず、隣の人類みな家族(人類みな麺類のオマージュ?)へ。家系をややとんこつを抜いたような、塩っぽいラーメン。柑橘が入っておりスッキリ目も出ており食べやすかった。東京のラーメンは意識が高いというか丁寧。

整理券番号は一桁。今までで一番いいのだが、場所を変えて聞きたいのでこの現場に限っては頑張る必要を感じていない。開場時間に合わせてのんびり行くのがいいかと考えていた。

会場のTimeOut Café & Dinerへ。イベントスペースのようで、早速会場の2階に行くと誰もいないオープンスペースになっていた。コインロッカーがあるのをみて荷物を突っ込む。リハの声が聞こえてやや居た堪れないので撤収。

外に出ても誰もいないので待機すら始まってない感触。一旦外に出て歩き回っておく。

17:45くらいに再度現地。1階のliquid roomもライブがあるようで、一回2階に上がってから分岐している。2階奥が現地。20人弱が開場待機。

入場。下手の前の方。すぐ前にnordがあるのでノ上さん確定。というかかなり距離が近い。最前席からキーボードまで1mもない。ステージらしいステージもなく、15cmくらい上がっているだけ。上手から、手ドラム(YAMAHA)、足ドラム、アコギ2本。センターイスにアコギ、nord piano 4。ステージはかなり狭い。奥行2mと少しか?手ドラムは横向き・下手を向いている。セットリストも見える位置で、30行くらい書いてあるんでかなりのボリュームを想像。キーボ左側にセトリを半分に切ってガムテープで貼ってあった。

席は横に15人程度でそれが6列なので90人、入れても100人程度だったか。全体を見れなかったので確かなことは言えない。男女比は7:3くらいだったろうか、やや落ち着いた方が多かった印象。しかし皆さんはどうやってエルスウェア紀行に辿り着くんだろうか。

アンコール含めて20:25くらいに終演した。

単独ということもあってボリュームが濃厚で、全てを記録することはできない。でも、2時間近くにわたって今のエルスウェア紀行の全てと、そして展開を垣間見ることができたのは間違いなくて、まず、とても良かったという感想に尽きる。とくに「のびやかに地獄へ」がとんでもないワードセンスと、曲自体の魔改造感がよく出ていて衝撃がとても大きかった。

頭から思い出せる限りで行ってみる。開始早々、昨年の夢幻飛行の開始と同じテーマが流れていた。ただしメッセージは2025-2026のツアーに変わっていた。最初は2人編成で入ってきて(トヨシさんはメガネなし)、「エルスウェア紀行」。当然全てPA済みなのかアコギとボーカルのバランスが適正。「エルスウェア紀行」は珍しいので思わずガッツポーズ。しかし自分はまだ緊張が先行しておりじっくり聞きこむのが難しい。

次に「無添加」。ここら辺で足ドラムの乗りやすさに身が入りやすくなってくる。勝手に気持ちよくなってきたところでトヨシさんが「ムーンドライバー」の前奏を入れて思わず嘆息して俯く。やっぱり「ムーンドライバー」なんだよなと思って狭い席の中で体を揺らしていると、すぐ目の前に安納さんが見えて目のやりどころに困ってしまう。トヨシさんのリフを堪能することで落ち着く。

「ムーンドライバー」を受けると記憶があいまいになってくる。この後がはっきりしてこない。思い出せず悶絶してしまうので、思い出せることを書く。次あと一曲やった後に、一昨日できたという新曲が入った。この新曲がノリよく印象的だった。そこまでやってから、ノ上さんが入ってくる。この状態で「ひかりの国」だったか。ノ上さん、以前よりアレンジを加えて演奏に参加しているように思えた。「ひかりの国」のストリングスパートをピアノでやり切れていたのがとても好印象というか、もう何でもできるじゃんと思った。

中盤に盛り上がりポイントがあったと思う。安納さんは基本座っていたが、「あなたを踊らせたい」などで立って揺れながら歌唱していた。と言っても座っていても揺れていることもあって常にノッている様子が見えた。他にも「鬱夢くたしかな食感」や「少し泣く」あたりの盛り上がりが大きい。自分はとにかく頭で乗れるしタップが全然苦痛でない。

終盤近くでトヨシさんが手ドラムに転換していたのも印象的。足ドラムと手ドラムで音像はもちろんだがグルーブが全く異なることに気づく。

最後は「とわの祭り」。安納さんは立ってガッツリと歌い回していた。ライブのその後にPVが公開されていたことに気づいた。これで歌詞をしっかりと追えるようになるだろう。

アンコールが入る。安納さんとトヨシさんがまずは入ってくる。アンコールの一曲目は失念してしまったが、二曲目に新曲を歌います、おとといできましたというか間に合わせましたと言って、タイトルは「のびやかに地獄へ」ですとさらりと言ってなんてタイトルなんだと思った。すぐに説明があった。今の世の中は一見良いと思っているけど、その先は...という意味を込めていたらしい。曲が始まると、MINAMI WHEEL2025でPAしていたその曲だったことを思いだし衝撃を受けた。トヨシさんのストロークプログレチックで魔改造で、歌詞も恐ろしい。これはフルバンドがかなり怖くなる一曲に思えた。

大ラスは「ひとときのさよなら」だった。自分は、2人編成でこの曲で締める瞬間が大好きである。蛍の光よろしくライブが終わるんだなと思いながらも、また次があるんだと前向きになれる。それを深く考える前に体は正直でガッツポーズしていた。ノ上さんのピアノもあっていつものアコとは違った印象で締めくくることができた。ボーカルがやけに大きかったのが印象的。

MCの順番を正確に思いだせないが、これも印象に残ったことを記す。

最初のMCで、来ていただきありがとうございます、最初の公演に来ていただけるということは相当覚悟があるんですねというコメント。

中盤あたりで、ここにいる全員の頭の中を見ることはできないけど、それぞれが思いを持ち込める場所にできれば...というのがあり、他にも、次の曲を考えるにあたって、自分たちの強みは何なんだろうと考えていた、とあった。トヨシさんはそれに対して、Apple musicを見ると1億曲あって自分たちが新しく曲を追加する意味は何だろう、と言っていたのもとても共感できた。トヨシさんがApple musicの件を話した後にチグハグな2人ですよね、と言いつつ、文系と理系でチグハグなんですけど、チグハグなところとかうまくいかなかったりするところがポップになると信じてやっていますので、と言っていて共感できる。また世の中どうしても割り切りたいことが多いですよね、曖昧にしておけないことがありますよねと言うフレーズ。

2,3人パートでの編成とフルバンド編成に名前をつけていた。少人数な方は微光奏(びこうそう)で、フルバンドは遠景奏(だっけ)。これらで音像が違うのは大変魅力だけど負荷が高くないか気になる。

ノ上さんは情熱を持ってやっているとのこと、これからはわからないけどこのツアーはしっかりと何度でも見れる。しっかりと観察しておきたい。トヨシさんが手ドラムになることでギターが一本開いてしまうが、ノ上さんとカバーしているような印象があった。終盤、ノ上さんもコーラスしており練度と貢献が増えていき楽しい。

トヨシさんはギリギリを狙っているという発言も見られた。ハプニングが欲しいと言っていたのもラジオ(midnight journey)と整合してクスリとくる。安納さんも、今年はバタバタしていたが、(いい意味でも悪い意味でも)我々は手を抜けないので、と補足していた。

個人的にも、今の時代、楽曲を誰でも作れるようになって、才能がある人はいくらでも作品を出せるようになっている。その中で新曲を出す意味を考えてしまうのは大変シリアスなことだと思う。内省的なMCに対する感想が多くてパフォーマンスに対する記憶が薄いかもしれない。

「のびやかに地獄へ」、「エルスウェア紀行」の次に相当するような曲になりますと言っていた。曲を聴くと強度はあるけど、テーマはそれで確定なのかと思ってしまう。歌詞をしっかりと読んでおきたいと思う。そして同時に、少なくとも安納さんは徹底的に内省的な御大だと言うことが痛いほどわかった。みんな幸せになろうではなくて、周りの人があって周りの人と自分の心情を掘り下げて曲を作っている。

とりまとめは全然できないが、やはり単独公演はボリューム満点で、新曲もあって嬉しい部分が多い。他にも数か所めぐりながら満喫しておきたい。